板紙・段ボールから印刷紙器までを網羅した専門新聞社です

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有限会社
日刊板紙段ボール新聞社

東京都文京区湯島4-6-11
湯島ハイタウンA-509号
TEL.03-5689-0121
FAX.03-5689-0120
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板紙・段ボール産業の総合紙。
紙器・段ボール企業を中心に機械・資材メーカーなどの動向をはじめ、箱を使うユーザーの動きも網羅。各種統計の分析なども充実。

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日​刊​板​紙​段​ボ​ー​ル​新​聞​社​
 

コラム 段談

   


                


                 過去の『段談』はこちらへ

   
4月27日付
 ▼このところ段ボール会社との話題に『価格修正は進んだ?』が少なくなり、増えたのは『今年、原紙値上げはありそう?』など原紙に関する動向だ。自社は完了したからなのか、はたまた値上げに対して興味が薄れて来たのか、どちらだろうか。まぁ残念ながらある地域での現状を見ると、『数社が値上げを撤回した』まで聞こえるのだから、『もう…』なのかもしれない。ちなみに『値上げを一生懸命やったので数量を落とした』は全く聞かず、『値上げしなかったから著しく伸びた』も耳にしない。やはり、やればやっただけ会社に利益が蓄積されていくはずだ。
 ▼段原紙を見ると、在庫は相変わらず60万㌧超え。いつの頃からか昔の適正在庫の倍に増えている。現状でこの数字が多いか適正かは議論の残るところだが、『こんなに』と思う。輸出は他国への販売価格が、ダンピングに当たると指摘されるぐらいだから、言わずもがな。ある人は『調整弁からすればいいだろうが、いい迷惑だよね』と話していた。主原料の古紙については”程よい状態”だろうし、燃料だって同じようなものだ。上がる労務費、必要な環境対策費、これだけで”値上げ”要因になるのか微妙である。市場を考慮した中で個人的に勝手な見方をすれば、秋までは”No”の気がする。ただし”いつ何があっても”動け、耐えられる会社作りは常にしておかねば。 (山)
<<有限会社 日刊板紙段ボール新聞社>> 〒113-0034 東京都文京区湯島4-6-11 湯島ハイタウンA-509号 TEL:03-5689-0121 FAX:03-5689-0120